もしMRで転職・新卒で入るなら・・・?2021年編

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MRの記事

今日はもし私が、
「今MR職で転職もしくは新卒で入るなら?」
という設定で独断と偏見でTop5を選びました。

選択の軸として
医薬品で病気で苦しむ人を助けたい + 何かしらの領域に特化している 
をベースに選定しております。

合わせて競合他社も載せていますのでご参考までに!
※扱う領域によって競合他社は変わります・・・

日当は情報が古いのでもしかすると変わっているかもしれません。

こういうのって5位から発表するか1位から発表するか迷いますよね笑

それでは5位から紹介します。

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第5位 ノボノルディスク

・糖尿病だけでなく、糖尿病から派生する疾患を網羅できる。
・特化した知識・経験を得られるので今後のキャリアに役立つかも。

競合他社


イーライリリーとがっつり競合することになります。
かつてインスリン製剤はノボ・リリー・サノフィが三つ巴だったのですが、サノフィが糖尿病領域から撤退しましたので今後はサノフィがとっていた市場をノボとリリーで取り合います。

日当


3000円/日(階級によるみたいです)
1ヶ月働くと5万円〜になるかと思います。

開発ライン

糖尿病領域5試験
肥満症領域3試験
その他慢性疾患4試験
血友病領域2試験
成長障害領域2試験

コメント


セマクルチド(GLP-1製剤)で多くの適応を取得予定であり1つの製剤で多くの人に役に立てることができるのが魅力的です。
プライマリー領域(ざっくりいうと成人病)は各社撤退している領域ではありますが、まだまだ必要な部分でもあります。
このことから開業医から病院まで幅広く訪問することが可能になります。
地域密着型のMRを目指す方にはいい会社だと思います。

第4位 MSD

・キートルーダの情報提供の機会
・潤沢な研究開発費
・キートルーダをはじめとする世界的な製品も扱える
・元は内資なので外資恐怖症の方でも安心かも

競合他社


免疫チェックポイント阻害剤で小野薬品、中外製薬、アストラゼネカなどが競合になるかなと思います。
免疫チェックポイント阻害剤に関してはガチンコの殴り合いになることもあるので、どうすればレジメン(がん治療の計画書みたいなもの)に自社の薬剤を載せるかが勝負になります。熾烈な戦いになると思いますが、やりがいはあると思います。

日当


3200円/日
比較的高い方ではないかと思います。
1日3200円で生活すれば給料は丸々別で使えるミラクルを起こせます笑
私の知り合いは3年間日当のみで生活し1000万円貯めてました。

開発ライン

がん領域15試験
その他4試験

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ほとんどがキートルーダに関連した開発ラインになります。
これだけ開発ラインナップに並んでいるのをみるといかにポテンシャルがある薬剤か分かりますね。1兆円以上の売り上げを誇る製品です。
ちなみに1兆円を積み上げるとエベレストよりも高くなるみたいですよ笑
MK-7902はレンビマ(マルチキナーゼ)も個人的には気になっている薬剤です。こちらは国内の販売はエーザイと協力して販売することになります。
エーザイのMRさんはキャラの濃い人が多いイメージがあります。

ポテンシャルの高い薬剤を扱える非常にいい経験を積める会社ではないかなと思います。

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第3位 アッヴィ

・領域別で専門性を高めることができる
・世界で一番売れているヒュミラの情報提供の機会
・今後も十分すぎるパイプライン

競合他社


田辺三菱や武田薬品、協和キリンなどが挙げられます。
がん領域は血液がんを主体としており中外製薬が挙げられます。
製品自体のポテンシャルも高いので負け戦になることはないです。

日当


3000円/日
大体大手はこのラインでしょうか。日当が低くても基本給が高い会社もあります。

開発ライン

免疫疾患領域13試験
ウイルス1試験
がん領域22試験
神経疾患3試験

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前の会社の同期が同社に転職したのですが、仕事に対して非常に満足感があるそうです。
ポテンシャルのある製剤があることや専門性を持って仕事ができていることが主な理由だそうです。
また、今後のパイプラインも十分に強固であることからMRとしていいキャリアを積み重ねることができると考えています。高い専門性は転職に際しても非常に有利になると思います。

第2位 中外製薬

・幅広いがん領域と免疫チェックポイント阻害剤が既にある。
・開発パイプラインが潤沢
・「健康経営優良法人2021(大規模法人部門)~ホワイト500~」に選ばれている
・高い利益率よりボーナスや研究開発費が潤沢

競合他社


昔は協和キリンと腎領域でバチバチしておりました。
今後はがん領域が主な収入源になりますのでMSD、小野薬品などの免疫チェックポイント阻害剤を販売している会社やトラスツズマブのADCを販売している第一三共が競合になるかと思います。

日当


2800円/日

開発ライン

がん領域37試験
骨・関節領域2試験
腎領域1試験
自己免疫疾患領域2試験
神経疾患領域7試験
その他8試験

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さすがは老舗バイオといった感じでしょうか。開発ラインを見てもがん領域は潤沢にあり幅広い癌種に携わることができます。
ここでしっかりと経験を積んでステップアップをしてもいいかもしれないですね。

個人的には一番働きやすい会社ではないかなと思っています。

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第1位 第一三共

・3つのADCを中心にがん領域に限らず幅広い領域の薬剤を持っている。
・国内の販売網が最強です。
・戦略とパイプラインが強固
・過去の大きな蓄積からの研修が充実している
・兄貴肌の人が多い。

競合他社


ADCでは中外製薬が競合になります。
今後薬剤治療のガイドラインにDS8201が掲載されてから本格的な勝負になるかなと思います。ポテンシャルは十分にあります。
循環器領域ではファイザーやバイエルが競合になり国内では盤石ですが、エリアや施設によってはまだまだ伸ばせる余地があるかもしれないです。

日当


2500円/日
これまで紹介した会社の中では一番低いです。
しかし・・・最強の国内販売網と強固な製品群、豊富な研修制度を考えると我慢できるかなと思います。日当が高くても真逆だとMRをする意味がないですよね。。。

開発ライン

がん領域45試験
スペシャルティ・メディスン5試験
ワクチン1試験

コメント


ADCのラインナップとその他のがん領域も十分すぎるほどにありますし他領域もいい感じです。
特に注目度が高いDS8201は今後も要チェックですね。
会社が掲げる戦略としっかりとマッチしており上層部は頭のいい人たちなんだろうなとしみじみと感じます。
ポテンシャルが非常に高い製品に携われて第一三共のMRを羨ましいですね。

番外編 協和キリン

・戦略とパイプラインが強固に合致している
・腎領域に強力なコネクションがある
・とてもいい人が多い気がします。

競合他社


かつては腎領域では中外製薬とガチンコでした。武闘派の方々はかなりバチバチしていたとか・・・これからはアステラス や田辺三菱、バイエル薬品などですかね。
ノバルティスは乾癬の薬剤でがっつり競合していますね、私がMRの時は糖尿病領域でも競合でした。女性の担当者同士だったのでピリピリしており怖かった記憶があります笑

日当


4000円/日
ぶっちぎりで高いです。日当で生活しても十分お釣りが来るレベルです。
MR時代こんなに日当をもらってみたかった笑

開発ライン

腎領域4試験
がん領域8試験
免疫・アレルギー疾患4試験
中枢神経領域3試験
その他4試験

コメント


免疫関連製剤とこれまで培ってきた透析領域の人脈を活用できる働き方ができるかなと思います。製品ラインナップももちろんですが、人がとにかくいいイメージがあります。
私の知り合いの協和キリンの社員さん数名に聞いても人がいいといっており入社を決めたきっかけにもなっているそうです。
会社選びに人で選んでいる方には一考する価値はあるかなと思います。

以上私がMR職で入社したい会社Top5 + 番外編でした。
皆さんの会社選びの一助になればなと思います。

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