【MR向け】忙しい時期3つ

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MRの記事

お疲れ様です!

説明会や先輩からの話を聞いているとMRって忙しいとよく聞くかと思います。

さて今日のテーマはMRの忙しい時期についてです。
・いつも忙しいんじゃないの?
・筆者はサボり魔だったから嘘じゃない?
・そんなバタバタ働きたくない・・・

このような声が聞こえてきそうですが、
MRは通常の活動を行なっているだけでは基本的にそこまで忙しくなりません。

なんでしたら暇かもしれないです。
しっかりと情報収集をしたり分析をすると一気に忙しくなるかと思います。

ここは通常業務でもあり、自分でコントロールができるので今回は割愛します。

この記事を読むことで・・・
MRの忙しい時期がわかる!
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新薬発売時

ワクワクと不安が入り混じる時期ですね。
ここを失敗するとエリアでシェアを伸ばすことは非常に難しくなります。

絶対に失敗してはいけないですね・・・
長い時間をかけて社運をかけた商品を失敗すると上司が上層部から白い目で見られます笑

そして上司から詰められます。それも毎日笑

どのように忙しいのかというと・・・
・どの卸業者と組むかを決める(納入できるのは卸なので)
・説明会や社内講師の日程調整
・薬審までのスケジュールの確認
・競合品の情報収集
・競合メーカーのパワーバランス調査

事前に競合品の使用状況などの情報収集できるますが、
情報提供ができるのは発売予定日の約1ヶ月前の製造販売承認後なのでそれからスタートになります。

1ヶ月ぐらいでプロモーションをして説明会をしてと考えるとなかなか忙しいですよね。

なので私は説明会の予約は別の製品で抑えていました。(出来ないところもあります)
中には新製品情報をよく知っている関係者の方もおり、こちらが何も言わずともわかってくれる方もいました。この辺りは普段の活動による信頼関係の構築になるかなと思います。

病院ですと発売後1年間は採用しないルールがあったり、
薬剤部に基本情報を伝えてから出ないとプロモーション禁止などあります。

1年間採用しないルールについて少し詳細を話します。
発売後1年間は処方できるのが2週間しか処方できないルールがあります。
病院ですと1ヶ月以上で処方されることがあるので処方しにくいですよね。

また注意することもたくさんあります。
ここで紹介するのは一例に過ぎませんが、
最初に薬剤部に説明しないといけない病院で無視して医師から紹介したMRがいましたが出禁になっていましたね笑

皆さんが入社する会社に新薬発売の機会があるといいですね。
とてもいい経験になりますし、自分の頑張りが短期的にわかります!

皆さんが入社する会社にこのきっかけがあることを願います。
薬剤の種類にもよりますが新薬立ち上げの成果が転職に有利になるかも・・・

ちなみに情報提供解禁前にフライングすると会社によってはボーナス全カットです笑

こちらの詳細記事はこちらにあるので興味があれば読んでください!
【MR向け】新薬発売になった時の流れは?

期末

大きなストレスを抱えるかもしれないです。
なぜかというと売り上げを嫌でも見なければいけません。(特に悪い時・・・笑)

自分の数字だけでなく営業所や支店の数字も必要です。

つまり自分が達成していても営業所が達成していなければなんとか売り上げを作る必要があります。支店が達成していなければ・・・(以降ループ)

このような感じで月の中旬ぐらいから毎日数字に対して報告や状況説明を求められることになると思います。

しかも正確に・・・
1名だけ10万円狂ったとしても会社全体では誤差かもしれません。
しかし1名だけというのはあり得ないのでこれが100名いれば1000万円のズレになります。
誤差では済まなくなりますね、おそらく会社として達成の可否が分かれてくるラインかと思います。

最初は着地見込みをするのが難しいと思います。
ロジックなんてほとんどないですから、感覚的なものかと思います。

去年の実績を照らし合わせて打ち出してみるのもいいかもしれないですね。
近い数字にはなるかと思います。

売り上げを作るには、
・卸業者に頼む
・自分で薬局に頼みに行く

この2つのパターンが考えられます。
俗にいう「詰め」と呼ばれるものです。
今はほとんどの会社でやっていないかと思われますが一部の会社ではやっているところもあります。

詰めとは次月分を前倒しして納入することです。

あんまり意味ないですよね笑
もし自分が入社した会社で詰めが行われていたら旧態依然の会社だな〜と思ってください。

ただし詰めが出来ないということは自分の実力値がもろに反映されてしまことを指します。

もし売り上げで悩んでいるのであれば、上手くいっている営業所の先輩に聞いてみましょう。

副作用が発現し報告を受けた時

2つに比べてインパクトが少ないと思われますが、これもMRにとって大事な仕事です。
また通常活動で一番発生しやすいです。

訪問していて関係者から「この前、君のところの薬で〇〇があって〜」
会社の薬品に関する質問窓口に連絡があるとすぐに聴取して報告しなければいけません。

専用の用紙に記入し会社にもよりますが翌日午前中までに報告などです。

私が実際にあったケースでは、
金曜日の夕方、週末なので早めに切り上げて帰路につこうとした瞬間に
薬剤師から副作用の連絡が・・・

すぐに薬局に訪問し聴取しました。
幸い特に大きな問題もなかったようですがいろんな意味で冷や冷やしました笑

無事に報告が完了し終了・・・・

違うんです、続報がある場合はこれも報告対象になります。
2報で済んだので良かったですが、抗がん剤などになるとこの報告が多くなるかもしれないですね。

あまりあって欲しくないことですが、
あった際はしっかりと対応してくださいね!

番外編:市場分析って・・・?

冒頭に書きました市場分析です。
会社によって異なりますが、データ会社から購入したデータを材料にします。

どのようなデータがあるかというと・・・
・金額ベース
・納入軒数ベース
・シェアベース

大体こんな感じのデータがあります。
これらを使って、この病院の使用状況は?なんでこのエリアで納入されているのだろう?などを確認し仮説を立てていきます。

処方箋の動きを補足できたりします。
大きな病院ですと病院近くの薬局よりも、家の近所の薬局で受け取ることもあります。
俗に「飛び処方」なんて言われたりします。

私はこの作業が好きで内勤を早く終わらせてデータを加工して営業所員に共有しておりました。
皆さんも食わず嫌いではないですが扱えるようになると活動しやすくなると思いますよ!

最後に

MRの忙しい時期は・・・
・新薬発売時
・期末
・副作用が発現した時

この3つです。

忙しいと聞いてできるかな?大丈夫かな?と思われるかもしれません。
でも大丈夫です!やればなんとかなってしまいます。

最初はやったことがないので訳がわからなくなるかもしれません。
でも会社の先輩も同じ時期はありました、聞いてみてください。
きっとあなたの力になってくれるかと思います。

というかMRに限らず初めてやる業務はなんでも不安なので心配しなくていいです笑

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